■ 第1回 ZAOD ゾイド模型展示会 in OSAKA 2009 レポート

お陰様で初めての展示会を無事終える事が出来ました。早速レポートさせて頂きます。

※画像が多いのでうまく表示されない場合は、ブラウザで更新してみて下さい。

場所:大阪市中央区森ノ宮中央2-13-33 (大阪城近く) 駐車場50台完備(有料)  http://www.opyh.jp/

※54u 机(180×90cm)10台

 

入口にも告知ポスターを貼り、目印としました。出展者一同、緊張が高まりました。

 

各所で予め宣伝告知をさせて頂きましたが、一体どれだけの方が来てくれるのか…出展者のみのオフ会と化してしまうのではなかろうか…

その心配はすぐに吹っ飛びました! 開場10時前からたくさんの方が並び待ちして下さり、テンションが上がりました。

 

開場直後から閉場ギリギリまで一瞬も途絶えることなく、始終この様にたくさんのゾイダーが訪問して下さり熱気に包まれていました!

今回の動員数はおよそ150名です。カウントしきれなかった時もありましたので、実際には200名弱の方がいらっしゃったと思われます。

 

お子様もたくさん見に来てくれました。本当に嬉しい光景です。

 

お子様と会話するリッド氏。氏は今回の展示会で、買出し・告知・装飾・会場指揮などたくさんの重要仕事をこなした縁の下の力持ち的存在。

 

通りすがりの奥様方。「あら、プラモデルなんて珍しいわ」と、廊下から覗き込んで居たところを私KBが場内へ案内しました。

「最近の子供もプラモデルを作れば想像力がつくのにね…」と会話されていたのがとても印象的でした。

 

ZAOD出展者が所有するゾイドの貴重な資料を場内へ設置し、自由に観閲して頂きました。

 

 

- 出展作品 -

これより出展作品を紹介致します。数が多すぎる為、全ての作品にコメントすることが出来ませんことをご了承ください。

今回の展示会のトレードマークとなったシールドライガー(リッド氏作)

激し過ぎるダメージ表現にショックを感じた方も少なくないと思います。この作品は、戦争の過酷さや悲惨さを訴えかけているのかもしれません。

 

一方こちらは生物感漂うゾイドに乗って砂漠を旅する商人のジオラマ(コレル氏作)

 

卓上はこの様に多すぎる作品で過密となりました。

次回からもっと広さにゆとりを持って、製作過程のプレゼン写真なども添えたいと考えております。

 

懐かしさに新鮮さをプラスして改造されたイグアン(おえ氏作)

 

ゾイド改造コンテストinコミュニティーゾーンでホビージャパン賞を勝ち取ったカノンフォート(おえ氏作)

 

電撃ホビー誌の作例となったヴァルガ(KB作) 作品で使用したVertexコーションデカールのサンプルを設置し宣伝させて頂きました。

 

私KBが製作中の1/72デスピオン。アンケートのご要望で、はやくガレージキット化して欲しいとの声をたくさん頂きました。頑張ります!

 

今回持ち込み作品最多であったみけけ氏は、ゾイドカスタム歴も長く、氏の作品をお目当てに来場された方も多かった様です。

 

去年(2008年)夏に突如我々の前に現れた新人ゾイダーまるはる氏の作品群。模型初心者であるにも関わらずこの完成度。

 

会場で「これは一体?」との声が聞こえましたが、こちらはゾイドではなく私KB造形のオリジナルヤドカリ型メカ"ジウーク"ガレージキット(まるはる氏作)

 

今回会場に設置する為に新規導入した撮影ブースですが、皆さん遠慮勝ちであまり活用されませんでした。

ブースを使用して撮影するとこの様に写るのです。次回展示会でも用意するつもりですので、

に入った作品をブースで撮影したい方は、遠慮なくZAOD係員に申しつけ下さい。

 

アンケート結果で、だんとつの人気であった巨大ゾイドSANATOS(RYO氏作)

 

アニメではほんの一瞬しか登場しなかったルドルフ専用ロイヤルセイバーをコヨーテ氏が再現(マニアックw

 

誰しもがうわぁ;と声を発するキングゴジュラスを改造したザ・カラミティーブレーカー(コヨーテ氏作)

 

丁寧な工作と淡く美しい塗装を得意とするNMR氏の作品群

 

Nゲージをベースにステルスヴァイパーを改造 (リッド氏作)

 

これにはお子様も興味津々!

ステルスヴァイパー 3GP動画 (539KB)

 

電撃ホビー誌にて展示会告知用写真として採用されたガンブラスター(もりたく氏作)

 

電撃ホビー誌作例 ブートキャンプ(コレル氏作)

 

電撃ホビー誌及び別冊ジェネレイションズ作例 マザーバイオ・マザーバイオヘッド(コレル氏作)

 

初代Zi-1グランプリで見事優勝したワイルドストライカー(コレル氏作)

 

電撃ホビー誌作例 サルベージャー(コレル氏作)

 

ミキシングビルドを得意とするRYO氏の作品群

 

たくさんの方が熱心にカメラを向けていた恐竜型(ミキシングビルド)ゾイド JABBER WOCK(RYO氏作)

 

場内でひときわ異彩を放っていたANSWER(RYO氏作)

 

装甲の表現が凄い!とアンケートでたくさんご感想を頂いたゴーレム(たーちゃん氏作)

 

 

 

 

- 持ち込み作品 -

以下、お客様の持ち込みゾイド作品の一部を紹介します。

自分が作ったゾイドも見て欲しい!というゾイダーが居たことがとても嬉しく、今後のやる気にも繋がりました。

ヴァルガは回転したらこうなるだろう..という想定でウェザリングが施されている。質感が素晴らしい。

 

右奥のカマドウマ型ゾイドはモルガなどを使用してミキシングされているユニークな作品。

 

特攻ゾイド少年隊の主人公タケルが製作したゴールドライガーを忠実に再現。コックピット内に発光ユニットが仕込まれている。高い工作力。

 

 

 

- ナニワネジについて -

会場内にナニワネジのサンプル商品を設置し宣伝させて頂きました。

しかしアンケート結果によると、多くの方は「これは一体何だろう?どうしてこんなところでネジの宣伝を?」と思われた様です。

ZAODスタッフのプレゼン力不足であったことをお詫び申し上げます。ここで少し補足説明させて頂きます。

こちらが会場に設置したサンプル商品。

我々ZAODモデラーは、このナニワネジの精密金属ネジなどを好み愛用してゾイドをディテールアップしております。

 

ナニワネジとは大阪日本橋にある、品揃え豊富なネジ屋です。ここでしか入手できない様々な精密ネジがあります。

店長は何を隠そうZAODメンバーのたーちゃん氏なのです。

 

本来は模型用途ではないネジ類ですが、私KBはそれを模型に流用出来る事を発見し、ZAODゾイダーに情報を提供しました。

今では店長たーちゃん氏の意向で、この様に模型に使用し易いパーツを1か所のブースにまとめて販売するなどし

ゾイダーに限らずガンプラモデラーの方などにも多く愛用されています。人気の秘密は、その安さと精度の高さです。

工業規格品であるために、とても安価に提供することが出来るとの事なのです。

 

今回の展示作品のひとつを例にとって紹介してみましょう。コヨーテ氏作のロイヤルセイバーです。

一見何処に使われているのか発見し辛いのですが、いたるところにナニワネジのネジ部品が仕込まれています。

 

脚部グリーンの装甲についているマイナスモールドは、ナニワネジのマイナスボルトです。テールなどにも付いてます。

極小で精密なステンレスの輝きが素敵です。模型としての情報量もぐんと上がっております。

ナニワネジでは通信販売も受けているので、興味をもたれた方はサイトをご覧下さい。

http://mfg-com.info/naniwa/naniwa.htm

 

 

 

- 打ち上げ -

展示会後にZAODメンバーとそのお友達と記念撮影

 

夕方から近くの居酒屋で打ち上げを行いました。飛び入り参加の方も居て、まずは自己紹介です。すぐに打ち解け合う事が出来ました。

 

展示会で宣伝させて頂いたVertexのコーションデカール及び新製品オプティカルデカールをメンバー全員に配布しました。

※Vertexとは私KBの友人POOH氏(モデルグラフィックス誌ライター)のブランド商品でして、

今回ゾイダーの皆様にも商品を知って頂きたい!との事で個人的に宣伝を依頼されました。

彼らにはモニターとしてゾイドにデカールを使用して貰います。今後web各所で彼らのモニター報告が見れると思いますので是非参考にして下さい。

 

 

 

- アンケート -

アンケート回収箱です。皆さん予想以上に真剣にアンケートにご回答頂きまして、とても嬉しかったです。

今後の参考にさせて頂き、ますます面白い活動を展開していきたいと思いました!

 

ご要望等をすごく具体的に書いて下さった方も大変多く、非常に参考に成ります。

みけけ氏デザインのシールドライガー娘を立体化して欲しいという要望に、一同爆笑させて頂きましたW (みけけ氏喜んでいます

 

 

 

アンケート集計結果(byリッド氏)

●アンケート配布数150枚・アンケートの回収数73枚⇒回答率約50%(アンケートを取らずに入場された方もいらっしゃいます)

●性別 男性:9割 女性1割

ゾイドというモノの関係上、圧倒的に男性が多いです。 しかし、家族全員での来場があった事や、お隣の会議室でやっていた奥様グループが見学するなどもあり、印象としては、考えていたよりも女性が来てくれたかな?と思います。

●年齢 20代が1番多く、次いで30代が僅差で2位、大きく離して40〜60代がほぼ同数。

一番少なかったのが10代以下だったものの、親子連れで来て、お父さんがアンケートに記入するというパターンが多かったのも確かです。 しかし、10代は来場も少なく、アンケートも少ない状態。 安価な模型やアニメ等が無いために新規ゾイダーが居ないという状態が明らかになったのではないかと分析します。

●きっかけ コチラも僅差だったもののわずかに「インターネット」、次いで「友人・知人から」。 そして、その次が意外にも「雑誌広告」(最多はモデルグラフィックス誌様)。 「ポスター」「参加者から」「通りすがり」が同数という予想外の結果となりました。

●印象に残った作品

RYO氏の「サナトス」「ANSWER」「MESSIAH」→(圧倒的多数) コヨーテ氏の「ミーティア キングゴジュラス」「暗黒ゴジュラス」(タカラトミー様ゾイドの中では圧倒的多数の投票) コレル氏の作品群→(ほぼ全作品に重複アリ) NMR氏の作品群→(こちらもほぼ全作品に重複アリ) KB氏の「ヴァルガ」→(角がカッコイイ)「1/72デスピオン原型」→(ガレキ要望多数) リッド氏「シールドライガージオラマ」→(ポスターによる印象の様)「装甲列車ステルスヴァイパー」→(発想がすごいという声多数) もりたく氏「ウルトラザウルス」→(なつかしいとの声多数) たーちゃん氏「ゴーレム」→(装甲の金属的な質感が人気)

目立って重複したものを抜粋しましたが、ほとんどの方が「感動した!」「ありすぎて書ききれない」「全部いい!」等のコメントを書いておられます。 他にも「展示作品を見て制作意欲が沸いてきた」「帰りに買って帰る」という声もあり、出戻りゾイダーのきっかけになった事は、確かのようです。

●要望 圧倒的に「広い会場でやってほしい」というコメントが多数を占めていました。それと同様に「設営は開場するまでに終わってて欲しい」というもの。(準備が間に合わず、会場が少し遅れてしまいました。大変ご迷惑お掛けしましたm(  )m)   これは、作品数に対してでもあり、入場者数がコチラの想定数を超えていた事もあり、来場していただいた方に、少々窮屈な思いをさせてしまっていたようで、今回の反省点です。

また、今回は会場の関係で出来なかったのですが、即売会を要望する声もありました。ゾイドの同人誌を置いたり、デカールの宣伝・販売なども(会場しだいではありますが)検討の余地アリかなと思います。

他には、「製作途中の作品」「巨大ジオラマ」「共通テーマ(コラボ)作品」「擬人化キャラの立体化」「デス様祭りやって!」という作品への要望。 「製作過程のパネル展示」「作品の設定集が見たい」「可動するゾイドがみたい」「体験ブース」「BGMを流して!」などの会場・展示設営への要望。

上記は、ほんの一部ですが、思い思いに書き込んでいただくことが出来ました。 この場を借りて、来場していただいた皆様には御礼申し上げます。 この結果・要望を踏まえ、第二回展示会へ向けて行きたいと思います

 

 

 

- おまけ -

展示会で各所に配置した札やコーション表示ですが、何気にゾイドのキャップロゴなどがデザインされていることに皆さん気付かれましたでしょうか!?

展示会の翌日は、大阪を少しブラブラしてお好み焼きを食べて帰りました。

 

 

 

- お礼 -

最後に、ZAOD関西支部展示会に協賛して頂いた方々へ

この場を借りてお礼申し上げます。ご協力有難う御座いました。

・電撃ホビーマガジン様

・モデルグラフィックス様

・ホビージャパン様

・ホビーショップエンゼル様

・模型店ホビーランド様

・M`s PLUS様

・モケイのホビーマン様

・東嶋商事桜井SS様

・ナニワネジ様

・その他宣伝告知して頂いたゾイドサイト様

 

 

 

- 告知 -

日程などは全く未定ですが、今回の反省点や皆様のアンケート結果を参考にさせて頂きまして

次回は、東京秋葉原で展示会を行うと宣言しておきます!!

追記 ↑諸事情により東京北沢になってしまいました(;´∀`)

 

おわり

 

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