巨大ジオラマ

< D-DAY >

ゼネバスを中央大陸より追い落とし、戦勝ムード冷め止まぬ共和国軍では、勝利の立役者ウルトラザウルスの改装旗艦機「ザ・ムーロア」の建造が進められていた。
大口径の主砲をさらに強大化、索敵能力も全面改装、大型カタパルト、さらには通常機よりも一回り以上大型化されたその威容は、まさに共和国の「力」の象徴となるはずだった。

D-DAY 

後にそう呼ばれる、その日は突然訪れた。
突如死滅する共和国軍基地の警戒網。
かろうじて電子戦ゾイドゴルドスが捉えたのは既に防衛ラインを突破し、海中を進む多数の未確認ゾイドだった。
シンカーと最新水中戦ゾイド、ウオディックの群れだ。

戦勝気分と戦後復興による部隊縮小の中、弱体化したバリゲータ防衛ラインは瞬く間に壊滅した。
さらに基地のすぐ傍に、見たこともない大型揚陸艇“ホエールカイザー”が進入。
最高の砲撃能力を持つウルトラであるが、ホエールカイザーの中から強力なジャミングを仕掛けるディメトロドンの前にレーダーを奪われ、その砲撃力を無力化された。

更に、ホエールカイザーから降り立ったレッドホーン部隊が、連携のとれない共和国守備隊を蹴散らしていく。
独断で飛び立とうしたプテラス部隊は対空リニアで鉄と炎の塊となり倉庫に激突、炎上した。単騎で挑むゴドスは当然のごとく圧倒され踏み砕かれる。

そして海からの砲撃と電子戦の嵐の中、アイアンコングが単騎突入、自己防衛本能でその巨体を動かしはじめたウルトラの側面に渾身の一撃を叩き込む。
機関を砕かれ誘爆。衝撃と爆発のダメージにウルトラは悲鳴を上げその巨体をのけぞらせた…。

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↓巨大ジオラマの全貌を収めた動画です。展示会で実際に眺めているような臨場感をお楽しみください!


〜制作〜

 
ZAOD展示会で恒例となりました、共同制作による『巨大ジオラマ』
第4回のテーマは『D-DAY』 

旧大戦の、ゼネバス帝国の反撃の狼煙となったバレンシア基地襲撃シーンをベースに、シーンにアレンジを加えています。
共和国旗艦ゾイド<ウルトラザウルス>が新型ゾイドウォディックにより撃沈されたジオラマは、多くのゾイダーの記憶に強く残っているのではないでしょうか?

テーマ協議1カ月・制作6カ月、計7カ月間、有志を募り制作しました。
制作はプロモデラー指導のもと、メンバーでわいわい楽しくやってきました♪

これらのジオラマ制作には特別な技術や素材を用いていません。

ちょっと勇気を踏み込むだけです!
制作はゾイド改造するのと同じ感覚、素材はホームセンターに売っているものばかりです。

さてさて…、ウルトラザウルスとアイアンコングに目を奪われがち?ですが、それだけではありません!

ミサイル発射するシンカー、海面から飛び出し砲撃するウォディック、巨大輸送艦型ゾイドホエールカイザーから吐き出されるゾイド達などなど、一つ一つのゾイドに手が加えられ、魅力的にしています!

 

ではここからは、より詳しい制作記録をお届けします。
制作は、テーマ協議や、何回ものミーティングを経て行われました。

@.テーマ協議

2011年5月上旬から下旬まで、『ZAOD News BLOG』、『mixi ZAOD』、シュウヤマ氏のブログ『Time Vault-時の貯蔵室』上で、ジオラマのテーマ募集を行いました。
結果、『旧大戦のD-DAY』に決定!
今回は線漏れとなりましたが、他にもアニメ(GF編)の『巨竜大海戦』や完全オリジナル、新バトストのザバットによるウルトラザウルス爆撃戦などの意見がありました。

D-DAYとは・・・
暗黒大陸からゼネバス帝国が中央大陸に再上陸から旧ゼネバス領奪回までが
『D-DAY』です。

D-DAYの序盤、ウォディックによる『バレンシア基地襲撃』から始まるシーンに焦点を当て、またそのシーンを大迫力あるものにしたくウルトラザウルス轟沈シーンをはじめ、

アレンジを加えることにしました。

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A.ミーティング&制作会

第1回ミーティング 2011年6月29日 

最初はジオラマの大体の大きさを決めることにしました。
旧バトルストーリーを読みながら、登場させるゾイドを予めmixi ZAODで協議し、ウルトラザウルス、ウォディック、シーパンツァーなど可能限り持ち寄り、大きさを検討しました。
また波表現用のパーツをどのような素材・加工で制作するかも検討しました。

検討の結果、ジオラマ全体の大きさは『1.5 x 1.5 m』に決定、登場ゾイドの配置をおおよそに決めました。
アレンジについて最も手を加えたのは『破壊されるウルトラザウルス』です。

迫力あるものにすべくウルトラザウルスを破壊するのはウォディックでなくアイアンコング。
メンバーが描いたイラストを採用しました!

『アイアンコングがウルトラの腹部にハンマーナックルを叩きこむ!』

これが今巨大ジオラマのメインシーンとなりました。
『同時にウルトラやアイアンコングを改造して特別機にしよう!』が決定しました。

※ストーリーはページ冒頭をご覧下さい

 

第2回ミーティング 2011年8月7日 

第1回ミーティングと、そのあとの協議により決まった、共和国基地の図面を観ながら、ベース部分の作成を最初に行いました。
スタイロフォームを設計した形状に切り出し配置。画像中のウルトラザウルスをみるとわかると思いますが、非常に大きいです(笑)

スタイロフォームは非常に切り易いのでジオラマ作成にはもってこいの素材です。

海辺の基地なので、海には海底が必要になります。その部分を水で溶いた紙粘土を木製板に手で塗りまくります!

ただ塗るのではなく、凸凹で表情を着けることでリアリティを加えていきます。

『波』をどのように表現するか?
それは『塩ビ板を電熱器により熱して軟らかくなったところでうねうね曲げて』制作です。
曲げには個人のセンスが問われ(大げさ?)、曲げを担当したメンバーは職人と呼ばれる事に。

 

第3回ミーティング 2011年10月8〜9日 

第3回は二日間行いました。合宿です(笑)

1日目の最初は、第2回のミーティング制作会で出来上がった部分を確認すべく組立。
次にスチレンボードやスタイロフォームを、カッターナイフで金属定規に沿って必要な形状に切り出していきます。
切り出したものは、木工用ボンドやグルーガンで貼り付けていきます。グル―ガンでの接着は早く、作業時間の短縮につながりました。
木工用ボンドは乾燥に時間が掛かるため、接着作業はほぼグルーガンで行いました。
切り出したスチレンボードで作った建物には、ジャンクパーツを貼りつけてディティールアップし、情報量を増やしていきます。

ジオラマ登場ゾイドのメインとなる『ウルトラザウルス』『アイアンコング』を設置してみると…、キット的には超巨大な両機ですら小型ゾイドの様に見えてしまいました。

薄い塩ビ板を電熱器で曲げた波表現パーツの形状調整。要らない部分はハサミで、ばっさりカットしていきます。
ちなみにこの塩ビ板は、岩のような形状になるようにカッターナイフや半田ごてで削り出したスタイロフォームで支えます。
さらにスタイロフォームと塩ビ板に穴を開けて、透明のアクリル棒を通して塩ビ板を支えていきます。

1日目の中盤〜終盤は、建物・地面部分の下地塗装を行いました。
下地はアクリル塗料『ブラックジェッソ』をハケや筆で塗っていきます。

『ジェッソ』とは絵具の定着や発色を高めるもので、模型でいう『サーフェイサー』ですね。
ラッカー塗料はスタイロフォームを溶かしてしまう可能性があります・ジェッソを先に塗装することで、スタイロフォームに塗装が可能になります。
またジェッソは、臭いがない・水で溶かすことができ洗浄が楽などの特徴があり、大勢で行うときの作業性が抜群です。

2日目はメインの作業は本塗装です。

本塗装に使った物はアクリル塗料です。
水で希釈するので臭いはありません。1日目の下地塗装と同じく、ハケや筆で塗っていきます。
ただ塗るだけでなく筆をポンポンと軽く叩いて、『ぼかすよう』に塗装することで、陸地や建造物の情報量が増します。
汚し塗装の要領ですね。

煙の表現には、綿に調色したグレー系をエアブラシでランダムに全体に軽く吹いて表現しました。
さらにその調色グレーに白を入れて少し明るくし、グラデーション塗装することでより一層リアリティが増します。

塗装以外にもクレーンなどの小物も制作しました。
クレーンのフレームは画像ではプラ棒の組み合わせに見えますが・・・なんと割り箸を適度な長さに切り、グル―ガンで接着して制作!他の部分は、
その場にあったスチレンボードの端材やジュースのフタを組み合わせて制作しています。

爆発炎の表現パーツも作成しました。
熱して曲げた塩ビ板と綿を組み合わせて作成しました。
綿には後に炎の色をイメージした塗料を吹いて爆発炎を表現していきます。

ミーティング終盤は、一度ゾイドを配置して、配置位置やポージングの再検討を行いました。
HMMゾイドシリーズの場合、各部が可動しますのでおポージングが取り易く、色々なポージング案が出ました。
当初と第3回のミーティング段階では異なるポージング・配置のゾイドもいます。

巨大ジオラマは、このようにして制作されました!

 

第4回ミーティング 2011年11月12〜13日

第4回も制作ミーティングを二日間行いました。第2回合宿ですb

第3回で行う作業がほぼ確立しているので、1日目・2日目とも第3回の続きです。海面パーツ制作作業が最も時間が掛かるので、最初に作業しました。波のうねり表現は、電熱器で熱して軟らかくなっているうちにイメージする形状に曲げて、他の海面パーツとのはめあいを調整していきます。いらない部分は、プラ板用ハサミ、超音波カッターで切り取っていきました。組んだあとも、ドライヤーで微調整を加えていきました。伝熱器と比較すると曲げることができる軟らかさになるまで時間がかかったかも・・・

 

 

海面パーツは切りだして、形状に『うねり』をくわえて終了ではなく・・・波そのものの表現として、『ジェルメディウム』というものを使って表現します。これは合成樹脂で、固化前は盛りやすいクリーム状の液(どのくらいの粘度かというと、市販の軟膏ぐらい?w)で、乾いて硬化すると透明なものになります。これを海面パーツに塗布、盛って波を表現していきます。乾燥には非常に時間が掛かりますが、それだけに効果は大きいです。

 

 

 

海面パーツ制作作業と並行して、ジオラマ登場ゾイドの配置を行いました。配置位置、ポージングを調整していきます。特に主役の改造ウルトラ・アイアンコング、HMMゾイドは可動箇所・範囲が広いため、制作メンバーが描いたコンセプトイラストをもとに何度もポージングの検討を行いました。

 

 

 

 

ジオラマ本体部分の作業としては、第3回ミーティングで制作したクレーン、貯水タンクなどの小物類にドライブラシ。メンバーが持ち込んでくださった塗装済み兵士フィギュアにより、一層のリアリティが高まりました。戦場なのに兵士がいないというのは寂しいですよね(笑) サイズも絶妙にぴったりで、ジオラマの完成度が高りました☆ エフェクトパーツの一つである、『爆発による煙』は、グレー2色によるグラデーションのほか、中心部分は爆発炎があるはずなので、オレンジ色の塗料を吹き付けて表現しました。

  

  

 

『D-DAY』には欠かせない『ホエールカイザー』も改良を行ないました。メンバーからジャンク部品の提供より、部品をグル―ガンで接着し、ホエールカイザー内部をデコレート!兵士のフィギュアと同じく、内部がスカスカも寂しいですよね〜  ホエールカイザー機体表面にはパステルを用いた汚し塗装を行いました。新型ゾイドとはいえ、暗黒大陸から中央大陸までの長距離飛行で汚れる・・はずと妄想(笑)

  

 

第5回ミーティング 2011年12月4

最終回です。第4回で完成予定でしたが、第4回で塗布したジェルメディウムの乾燥、海面パーツへのドライブラシをはじめ、終えることができなかった作業が多々あったため第5回制作ミーティングを行うことに!メンバーとわいわい楽しくやる機会が増えるって嬉しいですよね!

 

<建造物にマーキング作業>

  

塗装やドライブラシだけでは寂しい・・・キットに付属しているシールや印刷したロゴマークを色々な場所に張り付けていきました。『CAUTION』や『番号』『所属ロゴマーク』などが入ると情報量が多くなり賑やかな感じに♪また貼る場所の面積が大きいので、それに見合うものを探すのが大変だったりも・・・(笑) シールは参加メンバーから提供していただきました!

 

<海面パーツの形状調整>

海面パーツが重なる部分をプラ板用ハサミで切り取って違和感がないように・・・メンバー全員が驚いていましたが、時間経過で僅かながら形状が変わったということが!家庭用ドライヤーをあてて形状修正調整し、帳じりを合わせました。おそらく展示会当日も、形状が微妙に変わるだろうなぁ・・と全員の共通認識でした(汗)

 

<ホエールカイザーの内部改良>

内装部分をジャンクパーツやLEDで充実させました。中身が発光しているのがミソでして、それだけでもカッコいいですよねw 今展示会でもLEDを組み込んだ作品も多く見かけましたね。

 

 

<海面爆発の水柱表現、海面の飛沫(しぶき)表現>

爆発エフェクトや海水飛沫エフェクトを、綿で表現しました。グル―ガンで接着した後、綿を軽く引っ張ってみたり、盛り付けなど所々に変化を与えることで、爆発による発生した水柱や飛沫を上手く表現できたのではないでしょうか。

 

 

<海面パーツへドライブラシ>

 

 

第4回のミーティングで塗布した透明樹脂『ジェルメディウム』部分に、白の塗料(缶スプレー/ビン塗料)によるドライブラシを行いました。これは波が行った時に見える白の部分です。 ジェルメディウムは塗布時には白っぽいですが、乾燥すると透明になるのでそのままでは『波』には見えず、盛りあがった部分も分らないと思います。なので白の塗料を塗って、毛先を短くした筆に溶剤を含ませて、軽く叩いて白の塗料部分を溶かしていきます。溶かした部分の薄い部分や濃い部分の割合をランダムにしていきます。

 

綿による表現に加えて、より波ぽっくなったと思います。

 

<登場ゾイドを配置してポージング、向きなど最終調整>

  

ポージング、配置の再検討を何度も行いました。

 

途中、オフザケでこんなお茶目も・・・w ゴドスが酷い目に・・・!ガチガチの緊張感をほぐすかのような出来事でニヤけたりも♪

 

<前回制作した市街地ジオラマの補修>

 

制作ミーティング終盤に『第3回ZAOD展示会』で展示した市街地ジオラマの補修及び欠損部分の工作を行いました。貼りつけたシートの剥がれや欠け部分がいくつかあったのでした。このジオラマは『第4回展示会』で、撮影場所として設置を行いました。

その場にあった切り出したスタイロフォーム端材やロール紙の芯で『資材置き場』を作ってみました。『ジェッソ塗料』で塗装したあと、汚し塗装を行いました。この汚し塗装で使った物は『パステル』というものです。 パステルとは画材の一つで、粉末状の顔料を粘着材で固めたものです。図画工作の時間で一度は使ったことがあると思います。それをカッターナイフで削って粉末にして、スポンジや筆でぼかすように、またはポンポンと軽く叩いて塗りつけていきます。今回は専用の筆を用い、錆や土汚れを表現してみました。  この『資材置き場』の資材は持ち掴むには、アイアンコングやゴジュラスクラスの腕でないと掴めない大きさです(笑)そのへんはハッタリで b

 

<完成!写真撮影会!!>

完成後は写真撮影。全員のテンションが上がりまくりでした!写真もたくさん撮りましたねw どの角度から見てもカッコイイ!大迫力です!!! 大きさだけにウルトラザウルス・アイアンコングに目を奪われがちですが、配置されたどのゾイドも存在感が出ていて素晴らしい限りでした。できれば分解したくなかったですよ・・いやマジで!w この大迫力のジオラマを展示会当日に多くの人に楽しんでもらうのが本当に楽しみでした。


〜見ドコロ!〜

ポスターにもなったウルトラザウルスとアイアンコングMK-II限定型

ウルトラザウルスは特別な機体という設定のもとの改造により改造前よりも巨大になっています!
首と尻尾を伸ばせばなんと約1mになります!普通のウルトラでさえ普通にデカイのに改造によりさらにデカく〜!

同じくアイアンコングMK-II限定型はHMMのものをベースにMK-II限定型に仕上げられています。

影の主役といえる『巨大輸送艦型ホエールカイザー、ディメトロドン、レッドホーン

ホエールカイザーはメンバーの一人がペーパークラフトで再現しており、
それをベースに大型ゾイドが載るぐらいに拡大し制作!

内部にも手を加えディティールを加えています。
ライトを組み込むことで、吐き出されるゾイド達にリアリティを加えています。

ミサイル発射瞬間のシンカー、そばには潜行中のウォディック

このシーンは『ミサイルを発射している』と口で言われても伝わらない…。
エフェクトパーツというスパイスを加えることでジオラマの情景がよりリアルになります。
そばの潜行中のウォディックも、海中を進む推進表現パーツを着け加えています。

海面から急浮上したウォディック

サメやシャチが水面から飛び出して獲物を狙うように、ウォディックがウルトラに狙いを定めています。
ポージングの反りは魚らしく(笑)

分厚い装甲で突進し打ち倒される共和国ゾイドたち
分厚い装甲はそれだけで大きな武器に…!
このほかには海中にはシーパンツァーx2やダイバーのフィギュアなどがあったことに気づかれた人は
どのくらいいらしたたのでしょうか?(笑)
外からだけでなくジっと目を凝らさすと色々仕掛けられているのが今回の巨大ジオラマでした!

〜制作リーダーを務めて〜

まずは、ZAOD巨大ジオラマ制作リーダーという貴重な機会を与えてくださったZAOD主宰・百衣様、制作に関わったすべてのメンバーの方々、お疲れ様でした&ありがとうございました。この巨大ジオラマ制作を通して、様々な制作テクニック・道具・材料、人とのつながりなど自分のプラスになることを多く経験させていただきました。  思い返せば2010年12月某日、ZAOD運営関係者の方々と、偶然にもお酒の席を一緒にする機会があり、そのときに『第4回ZAOD展示会 巨大ジオラマリーダー』になりました(笑) 自分がリーダーに決まった理由は・・ノリですかね〜?w  2011年5月のテーマ決めから始まり、mixiの『ZAODコミュニティ』で協議と実際に集まって制作・ミーティングを繰り返し行いました。そしてメンバー召集・連携・役割分担・ミーティングレポなど色々なことをたくさん経験させていただきました。それらは他にもつながっていきます。完成に至った制作ミーティング最終回までの約7カ月、長いようであっという間に過ぎました。ZAOD公式ブログ、自分で撮影した写真、自分のブログ、メンバーのブログを読み返すと、日々を思い出し、まるで卒業アルバムを読み返しているかのようです(大げさかな?) 知り得たテクニック・道具はジオラマ制作だけにでなく登場させる機体にも活かすことができ、得たものは多かったと思います。実際、その後の作品では、簡易ジオラマ的なベースを制作するのが多くなり、制作が楽しいです。機体を作るのとはまた違った感覚です^^ リーダーという役割は初めてでしたので、色々と不安が多かったです。しかしZAOD主宰・百衣様をはじめ、多くの方々に支えられ、無事に務めることができました。本当にありがとうございました。    2012年某日 シュウヤマ


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