かすかびーと作

1:72scale

使用キット ： デススティンガー

脚部アーマーのウェザリング ： エナメル艶消ブラックをラフに塗りつけ、溶剤でラフに拭き取りしました。下方へ流れ落ちた汚れが固着しているイメージで。

脚先端（爪部分）のウェザリング ： ブラウン系⇔オレンジ系を数種類使用してベタベタと錆汚れをつけ上から白で塗装、乾燥したらペーパーや鉄ヤスリで擦り「実際の傷」としました。

それから実は爪先端にうっすらとコバルトブルーを吹き付けているのですがお分かり頂けますでしょうか？水の映り込みを表現してみたかったのです。

エッジの傷（ハゲチョロ）は調色スティックに塗料を適量付けて実際に擦りつけることによって表現しています。

付けすぎてしまった箇所は、上からホワイトでリタッチしたりペーパーで擦って塗料を落としたりしていますがそれにより いっそうリアルな「傷」になったと思います。

撮影はガラスデスクの上で行い、画像加工ソフトを使用してガラス面を歪ませ水のような質感にしてみました。

　

制作者かすかびーとコメント

海中迷彩に初チャレンジしてみました。うまく出来るかどうか不安でしたが...　やってみれば面白いのなんの..!

コツはエアブラシを近づけたり離したり、はたまた手を動かすスピードを早くしたりゆっくりにしたり…とにかくランダムに模様をつけるとリアルな波模様になります。

線と線が交わる部分など部分的に濃く吹くと実際に水がキラキラしているような模様になりました。

しかしウェザリングを施したら迷彩が分かり辛くなってしまいましたけどね ^^;

キットはほぼ素組みですが銃口に金属パーツを嵌め込んで精密なイメージにしたり、脚部アーマーのモールドが個人的に好きじゃなかったので全部省いて平面形状にしました。

また一部ダミーダクトを開口したり、刃物部分を磨いでシャープにするなど地味な改修も施しています。

デスステは好き嫌いが大きく分かれる機体でして、私はどちらかというと嫌いだったのです（笑）あのカラーリングがね...

今回好みのカラーリングにしてウェザリングを施してみれば…なかなか男前なゾイドではありませんか好きになりましたｗ