こだまさん作
バーサークフューラー 都市迷彩仕様
1:72scale
使用キット : バーサークフューラー
◆設定
ゼネバス帝国軍のバーサークフューラーに、都市迷彩を施したもの。
中央大陸防衛戦の折、へリック共和国軍の空爆・地上戦に対して、各市街戦に投入された。(※公式ファンブック4〜EX参照)
◆塗装
塗装は「都市迷彩」ということで、3色でのスプリンター(折れ線分割)迷彩を施しました。
タミヤのラッカースプレーを使用。
素体は「フラットブラック」。エナメル塗料「シルバーリーフ」で墨入れ。
装甲はベースカラー「ライトゴーストグレイ」→暗色「ニュートラルグレイ」→明色「ライトグレイ」の順で塗装。
塗膜が厚く、境目が段差になってしまったので、目立つ部分は紙やすりで慣らしました。
ウェザリング後、「つや消し」でコート。
◆ウェザリング
ウェザリングはすべてエナメル塗料。
「フラットブラック」を溶剤で希釈して、雨だれのようになるように拭き取りました。
爪は「フラットブラック」と「フラットブラウン」を5:5で混ぜ、溶剤で斑になるように拭き取り。
その後、装甲は「ライトシーグレイ」でドライブラシ。
背部のブースターは「ゴールドリーフ」を少量を直接乗せ、すぐにティッシュで擦るように拭きとり「焼け」のように。
アームの部分は「シルバーリーフ」でドライブラシをかけました。
足元にはタミヤウェザリングマスター〔A〕の「マッド」を。
◆コメント
スプリンター迷彩は模型誌のバックナンバーを参考にしました。
マスキングがとんでもなく大変でした。。。根性がついたかなと(ぉ
初めてのウェザリングで単純に済ませました(汗;
イメージは、雨上がり。
〜主催者かすかびーとコメント〜
初めてのウェザリングで!? 単純に済ませました!?
まったく最近の若人は・・・恐ろしいことを平然とやってのける(滝汗
これが初の単純ウェザリングならばその後は一体どうなってしまうのでしょうか。普通に模型誌の作例レベルですよこれは(汗
こんなにかっこいいスプリッタのゾイドは初めて見ました。
全てグレー系で統一感を持たせながらも、ちゃんとそれぞれブルー・ブラック・ホワイト寄りへ色味を配分させてありメリハリは抜群。迷彩の模様も自然です。
ウェザリングも都市戦闘に相応しい汚れが尤もらしく塗装されていて、完璧です!
初ウェザリングの方がよくやってしまう「入り組んだ部分へウェザリング塗料が入り込んでいない」という失敗もありませんし
背部のダクトや武器廻りのドライブラシによる金属感も良好です。
ひとつだけご本人もおっしゃられている「マスキング部分の塗膜の段差」が唯一惜しい部分でした。
拡大して見ると分かりますが、段差が大きいためにエナメル塗料が残ってしまっていますので
迷彩塗装というよりも、迷彩柄バイナルグラフィック..つまりカッティングシートを張り巡らせたような感じに見えます。
しかし現地で急いで迷彩に仕上げるためにバイナルで済ませたという設定と考えるならばそれもありでしょうw 缶スプレーでのマスキング塗装は難しそうですね。。
あと足首にチラ見えるダンパーに萌えです。
周囲の汚れがダンパーシャフトの金属光沢を際立たせており、見事な演出です。
ダンパーから抜けたオイルや機構の油汚れが周囲に付着し、そしてエッジのみ擦れているという感じが上手に表現されています。
どうしよう・・・只者ではないw
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