コヨーテさん作

The Calamity breaker

1:72scale

使用キット : キングゴジュラス

■機体設定

ZAC2055年、大陸間戦争末期

長い年月をかけ再建された地球からの移民船グローバリーV号の観測用スーパーコンピュータが

恐るべき情報を人々に告げた。そう遠くない未来、この星に降りかかる災厄を。

共和国のヘリック大統領は数秒間の沈黙の後、決断を下した。「その災厄を人の手で止めることは出来ないのか?」

かくして、この巨大で禍々しい機獣は惑星Z@の全ての命を守るための作戦に赴くのであった。

しかし、その作戦行動ポイントがガイロスの最新鋭機獣「炎の翼」のテスト空域であることを知る者は誰もいなかった・・・。

RPZ−24 キングゴジュラス弐号機:The Calamity breaker(水爆大怪獣型強行戦闘機械獣)

プロトタイプである1号機の予備機として建造された機獣に隕石破壊の為の装備を施し

「災厄を打ち破るもの」という意味のコードネームが与えられた。

巨大な2門のグランドバスターキャノン「ヴァジュラ」は推進装置を兼ねた巨大なバックパックのジェネレータと

ゴジュラスのコアを直結させ膨大なエネルギー源を得、地上で使用すれば大陸を消滅させ気候を激変させるほどの

凶悪な兵器でありヘリックにより通常戦闘での使用を固く禁じられている。

しかしながら数多くの試作兵装を搭載し1号機を凌駕する戦闘力を誇る。

黒く巨大なその姿から敵味方問わず「デモン」と呼称される。

 

全長:36.0m 全高:26.6m 全幅:20.2m 重量:980t 最高速度:320km/h  攻撃力:130 防御力:78 総合力:208

武装:グランドバスターキャノン「ヴァジュラ」×2超高精度センサ「MA-GAN」×1  マルチブレードアンテナ×2

収束型スーパーサウンドブラスター×1  ミサイルポッド×6 ハイパー荷電粒子キャノン×2  ガンフラッシャー×1

大口径レールガトリング砲×3  バスターアイゼンX2 スーパークラッシャーファング×1  クラッシャーテイル×1

尾部大口径インパクトカノン×1  ビッククローX2 Eナックル×2 60ミリ対地迫撃砲×6   マルチレーダーアンテナ×2

 

■制作コメント

はい、ヴァカ1名です。ひとつのぉくれ〜む、のぉりた〜んで♪  ・・・だってやりたかったんだもん、ボク。

以前からギミックと存在感だけならどのゾイドにも引けを取らないけどどこか大味なこの子を徹底的にいじってやりたかったんです。

そうしたらなんか丁度良い大きさのミー○ィアが(マテ)  思いついてしまったらやってしまうのが俺の性。

家にあったポンコツのキンゴジをガチャガチャ弄くりはじめ・・・

まぁ、なんだかんだやってるうちに年末になっちゃって大晦日もベランダでサフやらエアブラシ吹いてる始末・・・。

壮絶に遅れた上、まだまだ納得できないとこもありますが、なんとか形にしてみました。

写真はカメラを新調し、自力で撮って見ましたが、まだまだのようです(汗)

撮影ブースは・・・ディオラマベースを使用し、やはり前からやりたかった馬鹿を・・・。  ハイ、好き勝手弄ってやったもんね!

 

■工作内容

全体的にナニワネジで購入したパーツとコトブキヤやWAVEのパーツでデコレートして細かい部分の情報量をUP

トレードマークの胸部ガトリングはジャンクパーツで自作したものに取替え、左右のキャノンはコード○アスの  ス○ッシュハー○ンの

イメージでバイキングランスを加工したものに取り替えてあります。えぇ、勿論回転しますとも。

頭のブレードアンテナは取り付け部が破損していたこともありオミットし狙撃用のセンサーっぽいものを

作ったり耳を生やしたり、足裏のディティールをでっち上げたり。

電飾は入手したときからコードが断線していたので、市販のパソコン用のLEDに入れ替え

プラグで途中で取り外せるようにしたのですが、電池では電力が足りないのかわずかしか発光しないようで(涙)

 

■塗装

前作のコマンドウルフで得たエアブラシのノウハウでつや消し黒→軍艦色(2)

金属部やフレーム部分はつや消し黒→焼鉄色、つや消し黒→レッドブラウンの2色で  

全体のイメージはゼータ○ラスやFA○Zをイメージして挿し色に青を入れてカラーリング。

分解が可能なように腰部や脚部には一部後はめ加工を施してあります。

(合わせ目消せないところはディティール追加で誤魔化してあったり・・・)

クリアパーツはガイアノーツのクリアブラックで塗りましたが、吹き方を失敗したようで粉っぽくなってしまった(汗)

肝心のウェザリングですが、エナメルのフラットブラックをジッポオイルで薄めたもので墨入れ。

(今回初挑戦でしたが、なんかダマになるんだけど・・・なんとかならんかな?)

エッジ部分をリューターで削ってタミヤのペイントマーカーのメタリックグレイで軽くなでてやる感じで。

(このペイントマーカー、エナメル塗料なので使い方によってはかなり重宝します。)

下半身をメインにウェザリングマスターを塗りたくりまくったのですが、

つや消しのトップコートを吹いたら  思ったより目立たなくなってしまいました。

アクセントとして、クレオスのメタルカラーのゴールドを使用したのですが近くをスミイレすると色が落ちまくり。

コートもあまり吹けないし、困ったもんです。

 

 

〜主催者かすかびーとコメント〜

うわぁ コヨちゃん ミー○ィアが小さく見えるね (;´∀`)

どこからコメント入れれば良いですか?隙がなくて…デカイ。

実は元ネタのキングゴジュラスはですね、ぶっちゃけ私的にはナシだと思っていました。

あまりに大味な外観はまるで子供のオモチャだし、それにデザインはゾイド放れし…てゆーかメカゴヂラちゃんっ。

いくらギミックが優れていて希少価値があると言っても個人的には素直に受け入れられるものではありませんでした(ファンの皆様サーセン

(※開発者様の努力やアイデアが入魂されていて強い意志を感じ取ることは出来ますから、そういった意味では名作だと思っています。)

そんな"レアな怪獣玩具"をここまでリアルなSFメカ的にカスタムされたこと自体に敬意を表しますよ。

カスタムの方も抜かりなく、見事な情報量です(汗

精密なナニワネジパーツの配置や重厚なイメージの塗装によってキンゴジの隠された味というか、ポテンシャルを120%引き立てている。

設定からしてもこの図体のデカさや強引な武器の数々w は、辻褄が合っていて自然に受け入れられるものとなってます。

ストーリーも「隕石破壊できるの!?炎の翼の介入は上手に切り抜けられるの!?」という緊迫さえ感じる臨場感でしょう?

本当に拵えるの大変だったんじゃないかな...(しかも寒空の下、ベランダにてww

いやーしかし。このゾイドの存在自体が"災厄"であるということは誰しも口にすることが出来ない事実プギャッ!w

ZAODの守護神に認定しますm9(゚∀゚)

 

※ブラウザで戻って下さい