紋別市民さん作

メイベルウィンドAt(攻撃型)&St(索敵型)

1:72scale

使用キット : ディメトロドン

 

制作コメント

強そうなディメトロドンを作って見たい、と思い武装強化・・・と思ったときに邪魔になったのが皮肉にも最大の特徴だった鰭。

とりあえず悩んだ結果、思い切って撤去するまでが大変でした。

結局鰭跡を箱で覆い、その上に追加ユニットを組み込むと言う形で製作する事になりました。

索敵型:胴体との隙間をジャンクパーツで隠し、更にそれらしくパーツを貼り付け

攻撃型:ジャンクパーツで対空銃座と対空ロケット砲座を製作

両機とも本体はほぼ素組み(バリ等の処理のみ)塗装(両機とも同じ)赤い部品と胴体は混色ダークグレーを塗装後、

混色ダークイエロー→暗緑色→混色ダークレッドで迷彩風塗装、(Mrカラー)

その後混色エナメルでウォッシング

グレーのパーツ(脚や尻尾)はエアクラフトグレー(Mrカラー)を塗装後、パイプ風パーツを塗り、混色エナメルで墨入れ兼ウォッシング

黒(足)はそのまま ウエザリング グランプリホワイトを軽く吹いた後、ウエザリングカラーマッドを全身に軽く、脚部や腹側に強めに塗装。

銃身や排気口にスモークですす汚れ。

脚部を中心にダークアイアン(メタルカラー)をドライブラシで塗りつけた後、更に金属光沢が出るまで磨くように筆を擦り付ける。

最後にもう一度混色エナメルを吹き、完成。

 

オリジナル設定

2100年〜2103年 ゲーターで生産の停滞していた電子戦略ゾイドのトライアルが行われ、

武器開発局の推すディメトロドンU(後のダークスパイナー)の他にメイベル社設計のディメトロドンを強化した本機(後のメイベルウインドSt)等があったが、

機体性能やスペックでディメトロドンUが選ばれ、本機は落選と言う結果になった。

(しかしディメトロドンUと名づけられた機体も、ジャミングウェーブを武器にするダークスパイナーと言う別機体になっていたが)

その後、共和国軍に劣勢だった対空システム強化用に製作した機体(後のメイベルウィンドAt)を提出するも、

その頃既にヘリック共和国自体が陥落し、対空防備もキメラゾイド等で十分とされ、取り上げられる事は無かった。

Zac2105年、 以前よりへリック共和国残党と思われるゲリラにより補給部隊を急襲される事件が多発し、大きな問題になっていた。

そんな中、以前メイベル社の開発したディメトロドン用対空ユニットの存在を思い出した技術部が急遽ある補給部隊に試験的配備。

高空から超低空までのゾイドに対応した武装&レーダーが地上に隠れる小型ゾイドを見分ける事は造作も無く、一方的な勝利と言う結果になった。

その成果から現在、数機のディメトロドンが輸送部隊護衛用に改装されていると言う。

機体説明メイベルウィンドAt 高高度用ロケットランチャーと中高度〜超低空、対地目標まで射撃可能な4連ガトリングガンを主装備とし

機関銃とロケット砲を同軸に乗せる事によって火力を集中的に浴びせる事が可能になったが、索敵能力はほぼ皆無であり専用の機体が必要となった。

通常ディメトロドンに比べ重心が高く、荒地での走破能力が低下し、転倒事故の報告がされている。

メイベルウィンドSt 鰭形レーダーを撤去し各種コンピューターシステムを増設、索敵用レーダーの強化を行い、

敵発見から攻撃開始までを大幅に短縮し、素早い対応と正確な攻撃指令が行えるようにされている。

しかし、通信やジャミング設備の低下は否めなく、場合によっては通常ディメトロドンを補佐に使用する事もある。

 

PS 初投稿が冬季迷彩をイメージしたケーニッヒだったので、最後の作品は今回学んだ成果を試してみようと思い。

あえて同じ冬季迷彩に挑戦してみました。 『冬末期、雪が解けて泥だらけ』と言うイメージで塗ってみたのですが、

色々と塗りすぎてメインであるはずの白が目立たなくなってしまった様な気が・・・。

これからも色々と試して行こうと思います。 (とりあえず某イグルーの巨大戦車を・・・)←おい

 

 

〜主催者かすかびーとコメント〜

オリジナル設定を読んでいると、なんだか中学生の頃の社会科の授業などを思い出します w

まずここまでの設定を考えられることがスゴイですよ、はい。

ディメトロドンですね、ええっと何作目のご投稿でしたか.. 投稿数最多賞を進呈します(賞品はありませんw

今回も面白いアイデアカスタム。ディメトロドンのヒレを取っちゃうなんて、所さんもびっくりな斬新さです。

こういうのは もはや紋別市民さんの特許ですね(゜∀゜)

よく見るとSt型の方にはヒレの一部が前向きに取り付けられており、レーダーとしてのヒレなのでしょうけれど、こうして見ると鋭利な武器のようにも見えます。

カラーリングは冬季迷彩とのことですが、ウェザリングの影響かもしくは撮影時の照明の所為か

冬季迷彩とは違った色味に見えてしまいます。(スペース仕様っぽい?

しかしAFVなどの冬季迷彩作品を見ると、どれだけ派手に汚してあってもちゃんと冬季迷彩に見えるものですよ?

ホワイトの吹きが足りなくてまだ色が乗り切っていないからでしょうか…??

または全体的に吹き方がボンヤリとしてメリハリに欠けるからでしょうか。

一度騙されたと思ってオール筆塗りなどに挑戦してみるのも良いかと。きっと新たな発見があると思います。

あと模型に塗装する上では、何かしらのアクセントカラーがあったほうがメリハリが出ます。

汚し方も「色々と塗りすぎて」とのことですが、もっともっとゴッテリと筆跡が残るくらい色を盛ってみたりしても面白いものになりますよ?

雪溶け後の泥だらけ感を出したい場合などは、予め溶きパテなどで表面処理しておくなんていう手法もアリです。

頭部のエッジに見られるチッピング(ドライブラシかな?)などは、スケール感が あって凄く良いですね〜

 

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