リチャードさん作
EZ-036 Prototyp101 KanonePanzerStinger
1:72scale
使用キット : デススティンガー
名称・EZ-036 Prototyp101 KanonePanzerStinger
全高 10.2m 全長 31.4m 全幅 14.2m 重量 358.0t 最高走行速度 235km (水中18.5kt)
乗員 5名/1名(但し、SID搭載機に限る。)
主砲口径 40cm 最大射程 47km 有効射程 32km(有視界) 航続距離 ほぼ無制限
武装 主砲 40cm(サンチ)高射砲 副武装 収納式AZ125mm化膿砲×2 AZ45mm機関砲×4 20mm対空砲
近接防御兵器・Sマイン発射機 スモークディスチャージャー 主砲装弾種別 通常榴弾(HE弾)徹甲弾(AP弾)対空用榴散弾
対ゾイド焼夷榴弾(HEAZ/I弾)
主な搭乗者
オットー・カリウス(Otto Carius)中佐
オリジナル設定
ZAC2101年10月 エントランス湾に上陸した共和国軍は一部がチェピンを目指して進行を開始、
ビフトロ平原での戦闘後、 帝国軍司令部は共和国軍はニフル湿原を迂回して侵攻すると断定。
しかし、共和国軍は「黒い土地」と呼ばれる炭田地帯・ニフル湿原を 泳いでの侵攻を開始。
混乱した帝国軍はなけなしの戦力で戦線を形成し、防衛戦を開始した。
この戦線の一部地域「オトザック」に配置された61師団は全滅消耗した部隊の再編中の師団であり、兵器試作局の実験部隊も戦線に投入、
その第502重装甲大隊第2中隊に オットー・カリウス(Otto Carius)中佐指揮のKanonePanzerStingerはいた。
〜工作内容〜
まず、主砲をメルカバの物に変更。各部に装甲版とディテェールを追加。スリットを開口させて網を貼ってます。
〜塗装〜
軽く表面処理後ラッカースプレーにて塗装。
のちにハゲチョロですが、ガンダムマーカーシルバーを爪楊枝に つけてそれを本体にこすりつけています。
煤、炭田等を意識したウェザはガンダムマーカーブラックを薄めたものを筆塗りしています。
〜作者コメント〜
前々から妄想していたデスステを製作してみました。
アイデア的にはヒルドルブと 攻殻のケンビシ製陸自多脚戦車を融合させた感じです。
写真ではわかりにくいですが本当はもっと黒いです。表現できないのが 残念です。
制作期間は約1年間ちまちま進めました。自分ではとても楽しみながら、 製作することができました。本当につくってよかったです。
〜ZAOD特派員 おえ氏コメント〜
えっ…ちょっ、これはっ!? …あの〜、アマチュアさんの作品ではありませんよね〜(^^;
どんなコンテストに出品しても相当高評価なレベルの作品ですし、誌面を飾っても不思議でないと思います。
秋葉にあるスパモデのショーケースに飾ってあっても、なんら違和感もなさそうですよ。いやマジで。
このディテールの情報量といい、塗装は缶スプレー!!!???本気ですか( ̄□ ̄;
ウェザリングも…コメントできないくらい完璧な仕上がりです。
デススティンガーは、結構おもちゃっぽい形状なのですが、ここまで洗練されたAFVモデラー真っ青の作品になるなんて…。
缶スプレーでここまでぼかす事ができるんですか???どのように塗装をしたのか詳細を是非お伺いしたいです。
エナメルで何色も塗り重ねてこの味わいになっているのでしょうか?
途中途中の赤系のポイント塗装が、単一色のフレームにアクセントを与えていて、これまた良いです!!
チッピングは、楊枝に塗料を付けて…フムフムΦ(.. ) もう、自然すぎ。
スケールモデルとゾイドを組み合わせた場合、ディテールの細かさの違いからディテールの大きいゾイドのフレームが浮いてしまうことが
多いのですが、今作品は、より細かなディテールの追加でスケールモデルとゾイドの差が全くなくなってしまっています。
この工作は素晴らしい!!感服致しましたm(_"_)m 違和感がありませんもん。
砲塔がアンシンメトリーになっているところも、アンシンメトリー派としましてはポイント高しです!
ハサミにスコップと担架(?)が付いている遊び心がまた面白いです。
1年…本当に1年分の情報量が凝縮された素晴らしい作品だと思います。
いや〜、お腹いっぱいです(^^) あ、でもまたお腹がすいてきた!!是非ともオフ会に持ってきてくださーい!!!
〜主催者かすかびーとコメント〜
大変長らくお待たせしました。
確かにもうコメントとかしようも有りません。ZAOD 5本の指に入る上級作品。
当初製作過程の写真を見せて頂いたときは、確かアーマー各所に車輪が付けられていましたが、それはやはりオミットして正解だったと思います。
ゴチャメカと平面的な装甲とのメリハリが出て、纏まりがあってキャーソテキ!
写真も初めにご投稿頂いた時よりも、格段に写りが良くなりました(再撮影をお願いしました)
それでもまだだいぶ写真で損をしておられるようですが…
グレー系のメカを撮影するならば、やはり背景はグレー系を避けて他の色にした方が良いです。
きっと生で見たら写真以上に明暗のアクセントが付いていて、密度の高いゾイドに見える筈ですよ。
改造&塗装技術は最高峰!ですから、今後はそのせっかくの作品の良い所を、ブラウザの向こうにいる観閲者たちに
余すことなく伝える為に撮影の練習を課題としてみては如何でしょうか。
※ブラウザで戻って下さい