SGR4さん作

LBゴジュラス マークU SGR4専用機

1:72scale

使用キット : LBゴジュラス + LBゴジュラスマークU

 塗装

LBゴジュラスをベースに焼鉄色をエアブラシ塗装

その後に茶、赤茶 黒茶で塗装しました。

 

ウェザリング

塗装面に黒 こげ茶で大まかな汚しを行ったあとに水性ペンで油汚れがありそうな場所に着色しその上から黒パウダーで伸ばし表現してみました。

 

 

〜主催者かすかびーとコメント〜

当コンペ2機目のLBゴジュラスです。

1機目のもりたくさん作はマットでしたが、それに対してこちらは半艶仕上げ。

艶の有無が作風にどう影響するかということを気に留めて見てみると面白いです。

好みの問題もありますが、もりたくさんのゴジュラスのように完全なマットにすると模型としての精密さを強調することが出来、

対してSGR4さんのような半艶仕上げにすると機械としての巨大感や質感を伝えることが出来るのかなと感じました。

この作品は小さいながらもウェザリングにて多くの情報量を持たせてあり、見ていても面白いし作者も存分に楽しんで塗装されたものと窺えます。

全体として統一感があり落ち着いた感じに見えると思いますが、よく見ると多種類のカラーを使用して汚してあることに注目しましょう。

色味としては巨大感がありますがそれだけに一つ惜しいことがあります。本来汚れが入り込みやすいであろうと思われる

入り組んだ箇所に(汚しの)塗料が入り込んでいないので、拡大して見るとその辺りが目に付いてしまいます。

これは皆さんに言える事ですが、塗装作業中はどうしてもそこまで細かなところに気付かないことがあり最後に撮影してみると気付く..

つまり自分が模型と同じスケールの小人になってみて初めて気付くのです。

ですからウェザリング中は意識してときたま目を近づけて見上げたりすればスケール世界に入り込んで自然な汚れを塗装出来るようになると思います。

また入り組んだところは最初に強制的に色を乗せておいても良いでしょう。

最後に、あっさりめの作者コメントでハイレベルな作品投稿…そのスタイルもある意味クールでシビれましたw

 

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