■ VANISH RAPTOR(バニッシュラプター)
modeled by 紙白
使用キット:HMMガンスナイパー・ジャンクパーツ
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◆ストーリー及び設定
ガイロス帝国が製造した部隊長クラスの為の汎用量産機の試作型という設定です。
◆工作内容
今回のコンセプトはラプトルっぽくしつつジェノやBFのデザインを入れる!という無茶なプランで作製しました。
デザインは実際のユタラプトルという恐竜の復元図を参考にしています。
頭部
ガンスナの頭部キャノピーを中心部分を残してカットしコックピット開閉機構を残したままジャンクパーツで悪そうな顔に変更。隊長機なので頭部にセンサーを追加。
胴体
若干大型化してしまった頭部とのバランスを取るために胴体ブロックをジャンクパーツで作製し1.5cm程延長しています。
後は可動範囲を確保しつつ延長した所をジャンクパーツの装甲で隠しています。
椀部
肩部は後ろの部分にジャンクで作った装甲を追加して、復元図では腕に小さな羽根が付いていたので羽根状のパーツをでっち上げて追加。
脚部
キットの骨組みのみを残しジャンクパーツを使いBFっぽくなるように装甲を追加。
爪の先端部分を切り落としプラ板で爪を新造、切り落とした爪先は尻尾の基部に流用。
尻尾
キットのスナイパーライフルをオミットしコトブキヤジョイントを使用して2倍強に延長。先端部分にジャンクでブレードを追加しました。
もう少しパーツを足したかったのですが関節の保持力の限界から断念。
武装
コトブキヤの武器セットのスナイパーライフル、リニアランチャーを基部にさまざまなジャンクパーツを使い大型狙撃銃を作成。
足側面の武装はジャンクを使いウイング展開ギミックをつけて見ました。全ての武装はガンスナ本来の取り付け穴をそのまま使用しています。
足爪には透明プラ板からの削り出しでエフェクトパーツを作製しました、差し替えでON.OFF可能です。
◆塗装解説
ステルス機っぽい感じでイメージしています。
パープルを吹いてその上に濃紺を少量吹いたものをベースにしてジャーマングレーで外部装甲を塗り分けています。
ライフルはジャーマングレー→ライトガンメタル→ジャーマングレーの順に吹き重ね金属っぽくなるようにやってみました。
ハンドガンも同様にセミグロスブラック→ライトガンメタル→セミグロスブラックの順に塗装。
エナメルでスミイレした後につや消しでトップコートしました。
◆撮影環境及び撮影機材
カメラ:Nikon COOLPIX、レフ板:ダンボールにアルミホイルを貼った手製
スタンドライト(LED)一機 背景にグラデーションペーパーを使用し撮影してみました。
最初は白系の紙を使用していたのですが、何やらぱっとしなくて黒系を使用しました。
何度やっても発色が青っぽくなってしまいました、撮影技術等色々考える必要がありそうです。
◆目標達成率及び反省点
目標達成率 ディテールに関しては満足していますが、表面処理と塗装の荒さが気になりました。
ギミックに関しても幾つか技術的な面で妥協した点があるので70%で。
◆主催者KBコメント
ギミックやエフェクトパーツなども面白く、作者の意欲をビリビリと感じる作品です。鮮やかな色遣いもナイス。アクセントカラーのイエローが映えてますよ。
ただ何か一つ物足りなさを感じたのですが、分かりました。デカールです。隊長機らしくデカデカとしたロゴなどが入ればますますインパクトが増すでしょう。
写真の構図や光量も良い感じなので、あとはリサイズ処理するときにジャギーを発生させない様に注意すれば完璧だと思います。
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