MOL-GAWA

modeled by のせ

使用キット:フルスクラッチ

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◆ストーリー及び設定

最初はただ純粋に大きなモルガを作ってなでなでしたかっただけなんです・・・

でもモーターとかCPUとか色々積んだらもっと萌えるかなーって思って・・・ 最終的には愛情だけで作りましたw

 

◆工作内容

臓モツの製作は色々専門的なので、ここではガワの製作について・・・

デザインはタカラトミーのキットを参考に、約5倍のサイズで製作しました。

大きさが大きさだけに、出だしで大きな壁にぶつかりました。今まで培ったノウハウでは全く歯が立たない!!ww

全身をポリパテやエポパテでコネコネするには時間とお金がかかり過ぎるし、プラ板やエンビ板ヒートプレスするのも強度的に不安・・・

そんな中、コレルさんに勧めていただいたのがFRP(繊維強化プラスチック)でした。

車のエアロパーツやサーフボードの自作などに使われている素材らしいです。

未知の素材に対して若干の躊躇いもありましたが、まぁ何とかなるさとチャレンジしてみる事に。

結果から言うと、薄くて頑丈なパーツが出来ました!コレルさんありがとうございました!!

スタイロフォームで作った原型にガラス繊維を張り付けて、その上から液状のポリエステル樹脂を染み込ませます。

スタイロは熱に弱いので石粉粘土でコーティングしてあげます。

硬化後は原型から取り外し、サンダーで大まかな形に仕上げた後にポリパテでコーティングして表面を慣らしたり荒らしたりしました。

結果、FRPはニオイと発熱と湿度と肌への付着とヤスリがけの際の防塵にさえ注意すれば大丈夫です(注意点多っ!

他にも部位によって素材を使い分けています。

強度が必要ない部分はプラ板の箱組みで、同形のパーツがある部分(キャップ・足など)は各々スクラッチしたものを複製して形を出しました。

ただガトリングだけはパーツを流用して楽チンさせてもらいました。あまりにピッタリだったものでw

キャノピーをキラキラさせる為にコクピット内部にLEDを設置してホイルシールで反射させています。

 

◆塗装解説

ベースの色は全て缶スプレー。塗膜の強度や時間短縮を考えた結果、今回はエアブラシの出番一切ナシ!

頭部やコンテナ等の白い部分はアクリルガッシュでドライブラシしています。

エナメル塗料を複数種類用いて大胆にウェザリング。ようやくいつも通りの工程に戻れて幸せなひとときでした(笑

 

◆撮影環境

何気に苦労したのが背景です。模造紙じゃ大きさが足りないので障子用のロール紙を設置していざ撮影開始。

ところがモルガがいきなり暴走してビリビリと破れる障子紙・・・展示会が終わった途端に反抗期を迎えたモルガです。

結局その辺にあった謎の特大マット(?)を拝借して撮影しました。 使用カメラはSONYのα330。

 

◆目標達成率及び反省点

色々と自分の経験不足を実感した製作ではありましたが失敗も含めて勉強になりましたし、なんとか納得のいく完成度にもってこれたと思います。

といっても自分一人では絶対に完成しなかったので、技術的・精神的にサポートをしてくれた仲間達に感謝です!

正直なところ妥協した点も少なからずあるので、そこは次回作(?)以降のお楽しみということでww

でもゾイドのゾの字も知らないような友人達が「モルガ」を覚えてくれたのは嬉しかったです。

完成後はまるで燃えカスのような毎日を送っていたのせですが、そろそろ次の製作に向けて動き出さねばっ!

最後まで見ていただきありがとうございました。ご感想やご質問お待ちしております^^

 

◆主催者KBコメント

本当にやってくれちゃったよw

 

 

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