■ サイレントカルタス
modeled by るーだー
使用キット: ライトニングサイクス、ウォディック、コマンドウルフ他
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◆ストーリー及び設定
サイレントカルタス:カルノタウルス型ゾイド
第二次大陸間戦争において、ガイロス帝国摂政プロイツェンが自らの野望を果たすために極秘に作らせた隠密ゾイド。
その役割はおもに破壊工作や情報奪取および操作などである。
もともと高い擬態能力を備えたカルノタウルス型ゾイドをベースにしているため、そのステルス効果はヘルキャットをはるかに凌ぐ。
また背部の妨害電波発生装置を起動させれば、あらゆる索敵レーダーから姿を消すことが可能である。
戦闘用ゾイドではないため装甲は薄く、威力の高い武装も装備していない。
唯一の武器は口腔内の圧縮レーザー銃であり、出力は低いが長時間の一点集中照射によってゴジュラスの装甲に穴をあけることも可能である。
さらに出力を抑えればシミやほくろの除去も可能だ。
◆工作内容
トミーのゾイドは某有名恐竜映画の影響を強く受けていると思います。(ヴェロキラプトル型が多かったり、ディロフォサウルス型にエリマキが付いていたり。)
そこで映画二作目の原作小説である『ロ○トワールド』に登場した恐竜カルノタウルスを、「トミーが作ったらどうなるのか」をコンセプトに電動ゾイドとして再現してみました。
カルノタウルスは作中ではカメレオンのような驚異的な擬態能力を持ち、密林で獲物を待伏せる野生のハンターとして描かれていました。
ゾイド化するにあたってもその特徴を活かし、ステルスゾイドとして作ることにしました。
仕様キットは全てトミーのゾイドで、胴体はライトニングサイクス、頭はウォディック、手足はコマンドウルフ等を使用しています。
ライトニングサイクスの動力では二足歩行に合わせづらかったので、タミヤのギヤボックスと電池を体内に仕込みました。
しかし動きと同時に プロポーションも追及したために、歩くことはおろか自立することも出来なくなりました・・・。いくじなし!
◆塗装解説
今回生まれて初めて、プラモデルに塗装というものをしました。
某動画サイトにて缶スプレーの振り方から勉強して、なんとか塗ることが出来ました。
トミーが発売したキットをそのまま素組したような「おもちゃっぽさ」を目指してシンプルに塗りました。
というのは言い訳で、皆さんのように綺麗に塗り分ける技術がなかっただけです。
なんだか甲冑を着た忍者のような配色ですが、隠密ゾイドとしてはありかなと思っています
◆撮影環境
土台は卓袱台、背景はキーボードカバー、カメラはニコンのCOOLPIX9100。
要するに何もこだわっていません・・・。 作品作った時点で力尽きました。ごめんなさい。
◆目標達成率及び反省点
実はこのゾイド、完成までに6年がかかりました。
6年前に作り始め、途中で諦めて押し入れの中にしまいこんでいました。
それがゾイド30周年の今年に完成させることが出来て、本当に感慨深い気持ちでいっぱいです。
塗装や表面処理にまだまだ荒い部分が目立ちますが、形は6年前に書いた設計図通りになったかと思います。
気分的には100点をあげたい作品です。
◆主催者 百衣コメント
初めての工作でここまでやってしまうなんて、気合と根性、そして強い探求心も感じます。
最終的には自立出来なくなってしまったとのことですが、スタンドに設置して可動を楽しめる仕様ならばそれもアリだと思います。
一体どんな動きをするのでしょうか… これは是非今後の展示会で披露して頂きたいゾイドです。
それに設計図がまたなんとも良い味を出していますね。夢が詰まっています!
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